プラセンタ注射を90回ほど続け、プラセンタのサプリメントも値段が安いものから高品質の高価なものまで試し、また美容業界で働いている身として、周囲から時折「プラセンタ注射とプラセンタサプリの違いは?どちらが効果がある?」と質問や相談を受けることがあります。
そこで、プラセンタ注射とプラセンタサプリメントの違い、それぞれ長所や短所についてまとめてみました。
そもそも比べられない注射とサプリ
「注射は痛いし高いからサプリでプラセンタの効果を得られないかな」と検討されている方に、まず結論をお伝えすると、注射とサプリはまったく別物だとお考え下さい。
注射のプラセンタは医薬品として認定されている、医師の管理のもとに行われる医療行為であり、医薬品として認められているということはつまり、何らかの効果が認められていることを意味します。またプラセンタ注射は病気の治療としても使われており、一部の症状への処置には保険が適用されます。しかし、プラセンタ注射をすると献血や輸血に対して条件がついてしまうため、それをリスクととらえる方にとっては、注射は不適格と言えるでしょう。
一方で、サプリメントは食品であり、効果を謳うことはできません。その代わりに献血や輸血が制限されるようなことはありません。またサプリメントは注射と違って、原材料、製法、濃度、品質が商品によってかなり異なるため、そもそも商品ごとに違いがあると言えます。
もちろん注射もサプリによる摂取も、体感には個人差があります。そのため、サプリで何らかの体感を得たいなら、良いものを選ぶことが必須となるでしょう。
プラセンタ注射とプラセンタサプリの特徴を比較
一概に比較できないプラセンタ注射とプラセンタサプリですが、一応違いをわかりやすく表にしてみました。
プラセンタ注射 | プラセンタサプリ | |
カテゴリ | 医薬品 | サプリメント(食品) |
1ヶ月にかかる費用目安 | 20,000~50,000円/(1ヶ月10回で) | 5,000~20,000円/1ヶ月分 |
摂り方 | クリニックに通院 | 好きなときに摂取 |
もしサプリメントで体感を得たいなら
注射とサプリはその目的から根本的に違うので、もし日々の美容や健康維持の目的でプラセンタを生活に取り入れたいとお考えなら、サプリの方が負担なくはじめられるかもしれません。しかし、プラセンタ注射を知って興味を抱かれたなら、サプリメントはモノによって品質が全然違うということを覚えておいて下さい。プラセンタは特にその違いがあるようです。